今や成熟期を迎えているシーバスゲームの世界。「もっと大きな魚を」「もっとたくさん」釣りたいというコアなアングラーの要望は絶えることなく、そのニーズはますます多様化している。そんなファンの「もっと」に応えて常に進化を続けてきたシーバスロッドの代名詞、それが“morethan”。
ロッドの命であるブランクとガイドの性能にとことんこだわり、ロッド開発に関して永年の歴史と実績を持つダイワだからこそ成し得る最先端のテクノロジーを惜しげもなく搭載。ダイワ史上最軽量を実現した「高弾性SVFコンパイルX アンサンドマイクロピッチブランク」は軽さとパワーの絶妙なバランスを備え、そこに驚きの軽さと高感度性能でガイドの常識を覆した「AGS(エアガイドシステム)」をセッティング。両者の相乗効果により、他の追随を許さない軽さと飛距離・キャストアキュラシー・感度を備えた、まさにフラッグシップの名に恥じないシリーズとなっている。
こだわりを持つアングラーほど、自分の釣り方にジャストフィットした1本を使いたいもの。十人十色のニーズに応えるべく、全11アイテムとラインナップも充実。
■99MH 【BLUE BACKER 99】 |
堤防や砂浜からプラグだけでなくMAX2oz程度までのジグをテクニカルに操る軽量ロッド。ライトウェイトジグを中心に、ミノーやペンシルを使用して、一筋縄ではいかないスレたシーバスや青物に口を使わせるためのテクニカルに操作が可能。AGS(エアガイドシステム)は、軽量・高感度のSVFコンパイルXとの相乗効果で、11’クラスの飛距離と9’クラスのコントロール性能を実現。カーボンフレームだからなしえる高剛性はダイレクトな感度をもたらし、アングラーに大きなアドバンテージを与える。青物の速いヘッドシェイクを吸収し、ファーストランをあしらうしなやかなティップは余裕のあるやりとりをもたらす。 |
■107MH 【BLUE BACKER 107】 |
浜や磯でのシーバスや青物とのファイトでも主導権を握れ、ジグだけでなくプラグをも操れる軽量ショアジギングロッド。しなやかなティップはアクションのつけやすさと喰い込みのよさに寄与し、強靭なバットはファイト中の主導権を握るパワーを併せ持つ。 |
■AGS
軽さによる飛距離とコントロール性能の向上と、カーボンフレームの硬さによる感度の向上を実現した画期的なガイドシステム。ガイドが軽くなることで、まずキャスト時の振り抜きスピードが上がるため、飛距離が伸びる。次にキャスト時のティップのブレの収束が早くなるため、キャストアキュラシーが上がる。つまり、より遠くにより正確にキャストすることが可能になる。またブランク本来が持つポテンシャルがより引き立つことで、感度がアップすることも大きい。同じブランクを使用していても、AGSを搭載するとリトリーブ時のルアーのアクションが今まで以上にダイレクトに伝わってくるので、ルアーが潮を掴む感覚や潮目の変わり目などがよりリアルにわかるようになる。最もラインが絡みやすいティップ部には糸絡みを自動的に解除する小口径CSガイド、元部にはライン放出時のフラッピング(叩きつけ)を防止するスリムシェイプCTガイドなど、様々な形状のガイドを適材適所に配置。
■高弾性SVFコンパイルX アンサンドマイクロピッチブランク
ロッドの軽量化・感度を向上させる手段は高弾性カーボンを使うだけではない。ダイワはロッド性能にもっとも影響を与えるカーボンシートにおいて、繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う樹脂(レジン)量に対する機能向上に着目。高弾性SVFコンパイルXは、贅肉ともいえる樹脂(レジン)量を極端に抑えてカーボン繊維の量を密に仕上げ、大幅な軽量化、細身でありながら強靭なパワーを手に入れた。まるでストイックな試合前のプロボクサーがそうであるように徹底的に軽量化されたブランクは、同時に感度と張り・粘りを備え、かつ適度なしなやかさはミノーからバイブレーション、テイルスピンジグやメタルジグまでこなす。AGSとの相乗効果でその軽さ・感度・操作性はダイワシーバスロッド史上類を見ない高みに到達した。また軽量であるだけでなく、ランカーが掛かっても「柔よく剛を制す」が如く、相手のパワーをいなしながらランディングに持ち込むパワーも備えている。
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